当社の技術

当社の技術

強み

当社では、主に二輪車部品・自動車部品用のプレス金型の設計開発、製作を行っています。プレス金型のなかでも、自動でより複雑な加工が可能な「順送型」を得意とし、数多くの実績を有しています。順送型は、ひとつの金型に複数の工程が組み込まれており、抜き打ち加工、穴あけ加工、せん断加工、縁取り、縁仕上げ、曲げ、絞りなどが可能です。材料の収縮を予測し、メンテナンスや耐久性にも配慮した設計力と、熟練技術者による数ミクロン単位の調整力、さらに各設備を積極的に導入することで自社内での一貫生産にも対応していきます。

強み

こだわり

金型は精度が命。私たちは、何よりも精度にこだわり続けてきました。山本製作所の歴史は高精度へのチャレンジの歴史だと言っても過言ではありません。全社で「初品の90%以上」という目標を掲げ、技術者たちが切磋琢磨しながら精度アップに取り組んでいます。また、現合調整などにおいて柔軟な対応力も、多くのお客様から高い評価をいただいています。工場内では5Sの徹底を図り、レイアウトの見直し、材料や工具、備品の場の統一など標準化・見える化を実施。生産性向上のほか在庫管理の改善にもつながり、短納期を実現しました。

ビジョン

カーボンニュートラルによる脱炭素社会に向けて、二輪車・四輪車ともにEV化が加速的に進んでいます。車体の軽量化に伴い超高張力鋼板の使用が増えており、金型はさらなる巨大化が見込まれます。順送型を得意とする当社では、これまでに培ったノウハウをもとに安定受注を目指していきます。後継者問題を抱える金型メーカーが多い中、当社では経営層の世代交代も完了し、既存のお客様との信頼関係を守りながら、今後は新たに自動車関連以外への新規参入も視野に入れています。